今後は、人口の減少が進み、競争が激化する中、外食需要にどのように応えていくかが鍵となると考えております。そこで、店舗内に「Ucafe」というカフェを出店するという新たな挑戦をスタートさせました。スタッフが東京や名古屋などに研修に赴き、そこで得た経験を活かして商品開発から担当。旬の果物を使った遊び心満載のスムージーや、ご飯と具材を一緒に握ったおにぎり「YOSHI玉」などのヒット商品が生まれています。目指すは「食のエンターテインメント」。おいしさの追求はもちろんのこと、お客様も、作って売る人も楽しくなるような商品づくり、空間づくりを追求しています。

ウジエスーパーではフードロス対策にも力を入れています。その受け皿となるのがウジエデリカです。例えば先述したスムージーに使っているのは、青果部門でロスになりそうな果物です。食品ロスを最大の価値に変えるこの取り組みは、廃棄を減らし、お客様に喜んでいただき、当社の利益にもなるという、まさに一石三鳥。
今後は鮮魚部門や精肉部門とも連動し、さらにお客様に喜んでいただける商品開発を進めてまいります。また、工場を持つ強みを活かし、工場で製造した宮城ならでは、仙台ならではの商品を他地域のスーパーに卸すといった外販にもチャレンジしていきたいと考えております。
これからもウジエデリカは、どこにも負けないおいしい商品を作ることにこだわり、お客様の食事の時間をより楽しく、笑顔でいっぱいにできるよう日々努めてまいります。